<授業紹介>『山口県史』は面白い!!

2019.08.02

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 1年生の郷土史の授業では学生が各自でテーマを決めて調査研究し、パワーポイントによるプレゼンを相互に評価しています。インターネット等を利用すれば情報は簡単に入手できますが、できれば本物に触れることで実感を伴って学ぶことを勧めています。今回は、郷土を知る文献資料として『山口県史』を活用し、『史料編現代2 県民の証言 聞き取り編』所収の田中龍夫元知事の証言を取り上げました。第二次世界大戦後の緊迫した朝鮮半島情勢や、一衣帯水の地にある山口県として独自に「朝鮮情報室」を設置し朝鮮半島からの電波を傍受して国に報告していたというエピソードが紹介されています。県史編纂の過程で明らかになった朝鮮戦争勃発当時の息詰まるような状況を肌で感じるとともに、混迷の度を深める現在の国際情勢の歴史的背景を理解し、かつ郷土山口県の地理的環境を再認識するよい機会となりました。