西日本電信電話株式会社山口支店とICT連携協定を締結しました

2019.12.27

 山口学芸大学・山口芸術短期大学(以下、本学)は、西日本電信電話株式会社山口支店(以下、NTT西日本山口支店)と地域振興及び産業振興の分野において、密接な連携協力を図り、人材の育成と活力ある個性豊かな地域社会の発展に寄与することを目的にICT連携協定を締結しました。
 締結式では、NTT西日本山口支店の山下支店長と本学の三池学長が協定書に署名しました。本協定は、ICT技術を活用し、学生が地域の課題解決に向けた取組みを実践するもので、山下支店長は「学生が主体的に地域に溶け込み、ICTの活用を議論してほしい」と述べられ、三池学長は「自分自身で課題を解決できる能動的な人材の育成は重要」とし、「連携・協力関係を強化し、新たな価値の創造を期待したい」と答えました。


  1. 協定締結に至った経緯
     本学は、「プロジェクト型課題解決演習(以下、PBL※)」を導入しており、PBLを通じ、課題解決能力・企画運営能力を発揮できる実践的な人材の育成を進めています。 NTT西日本山口支店においても、ICT分野においてこれまで培ってきた経験や先進性の高い技術を活かした社会課題の解決ができないかと検討を進めていました。このような背景のもと、ICTを利活用し、相互に連携・協力体制を強化し、双方の強みを生かして地域社会の活性化に取り組むことで両者が合意し、今回のICT連携協定の締結に至りました。

    ※Project Based Learning の略 プロジェクト型解決学習と訳され、企業等の課題(テーマ)に対し、学生自身が少人数グループで課題を解決するためのプロジェクトを企画し実践する。

  2. 連携・協力する内容
     主な事項は次のとおりです。
    (1) ICT技術を活用した人材育成に関すること
    (2) 課題解決の実施に伴う実務者の交流に関すること
    (3) その他連携協力の目的に沿った事項に関すること

  3. 今後の展開
     本学とNTT西日本山口支店は、今回のICT連携協定締結を契機に、地域を取り巻く環境・課題の洗い出しやアイデア創出を通じ、地域社会の発展に向け取り組んでまいります。