前期授業の再開に向けて(学長メッセージ)

2020.05.07

「自分を守ろう、仲間や家族を守ろう、地域を守ろう」



 新型コロナウイルス感染症によるパンデミックが世界規模で拡大し、日本でも「緊急事態宣言」の5月末までの延長が決定されました。外出の自粛をはじめ、様々な制約の中での生活が続き、何よりも先行きが見通しにくい状況の中で、学生諸君も保護者の皆様方にも日々、大きな不安や焦りに苛まれておられるのではと拝察いたします。
 本大学では、未来の「宝」である学生を守り、その「宝」を磨く大切な教職員を守り、そして、その「宝」を支えて下さる保護者の方々や地域の方々を守る、そのうえで大学の「元気」である学生たちと学び合い、地域の「宝」として送り出そう、というかけ声のもと、2月に「新型コロナウイルス感染症防止対策本部」を立ち上げました。以来、防止対策の基本方針として以下の4項目を掲げて、感染防止対策に全力で取り組んでまいりました。

  1. 学生・教職員やその家族、地域の方々の健康と命を守ることを最優先する
  2. 卒業要件・教員免許等の資格取得に関わる授業等の実施を優先する
  3. 当面、一切の対外イベント・学外活動を自粛する
  4. 緊急事態宣言中の不要不急の外出・出張を自粛する

 このような中、山口県では、県立学校の臨時休校を5月24日まで延長するとの方針を決定されました(4月28日)。
 こうした状況と前項の基本方針に鑑み、本学では、対面授業の再開を5月25日(月)からとし、当面は遠隔授業を5月11日(月)から順次開始する予定としています(4月30日に本学HPにて発表)。
 遠隔講義の実施は、一人一人の学生への丁寧な指導や、学生同士の学び合いに溢れ、その結果として高い就職実績を上げてきた本学にとって初めての経験であり、教職員も学生諸君も戸惑うことが多いかと存じます。ただ、パンデミックの長期化も予想されることから、緊急事態宣言の期間中に少しでも準備や実施を進めたいと考えています。
 学生諸君・保護者の皆様方には、自宅での遠隔講義の受講に必要な情報機器(パソコン、スマホ等及び無線ルータ等)の準備を進めて頂ければ幸いです(必要なパソコンや情報機器のスペック等の詳細については、遠隔講義オリエンテーションで説明予定)。準備が間に合わない場合には、大学として、当面は3密を避けての情報教室の活用を想定しています。
 教員の皆様には、不安に耐え続けている学生たちのためにも、Society5.0時代を担う次世代の教員を育てるためにも、可能な限り遠隔講義に挑戦して頂くことをお願い致します。大学としては、この取り組みを強力に進めて行きたいと考えています。
 皆様には、健康管理に十分留意頂き、規則正しい生活と快食・快眠を心掛け、体を冷やさないなど、免疫力を高める工夫をお願い致します。もちろん、発熱や体調不良の時には、無理をせず休養してください。自分を守り、仲間や家族を守り、地域を守って、1日も早くキャンパスでの日常の学びを取り戻せるよう、今は、この苦しい時を共に耐え、乗り越えていきましょう。

山口芸術短期大学
学長 三池 秀敏