<授業紹介>表現の指導法(造形Ⅰ)「こすり出し遊び」

2013.06.13

幼児教育コース1年生の「表現の指導法(造形Ⅰ)」では、フロッタージュという技法を使ってこすり出し遊びをしました。
フロッタージュとは、もともとフランス語で「摩擦」という意味で、木片や葉っぱなどに紙をあて、鉛筆や木炭でこすって写し出される偶然の模様を生かした絵画技法です。20世紀初めにマックス=エルンストという芸術家が初めて試みた比較的新しい手法です。
簡単にいろいろな模様が写し取れることから、子どもにとっても偶然の発見と喜びが得られるとても面白い技法です。
今回は、フロッタージュを子どもでも楽しめる材料と用具(クレヨンとコピー用紙)を使い、みんなで模様をこすり出して遊んで、いろんな発見をしてみよう!という活動を楽しみました。


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教室の外に出て、こすり出し。「壁って可愛い!」と新しい発見!


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ベンチって意外と木目がゴツゴツしてる。


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マットも面白い。同じ模様でも、色が変わると印象が変わるね。


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駐車場や溝の網・・・所狭しと模様を集めに行きました。


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集めてきた模様を、好きな色の台紙に自由に構成して遊びます。


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どんな形に切ろうかなぁ。
ここで学生は、楽しい発見をしながら集めてきた模様たちに、自分なりの思考を盛り込んで、新たな命を創りだします。
まさに、創造的活動です。


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ハサミの基本的な使い方なども意識します。
子どもたちのお手本となるように正しい姿勢と使い方を、遊びながら身に付けていきます。


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切った形を組み合わせて、何ができるかな。


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こちらはアジサイのようですよ。


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同じアジサイでも、人によって個性が出ますね。

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目玉を書きくわえて・・・海の中を表現しました。

学校の中で集めてきた模様から、まったく新しい世界が生み出されました。
模様を集めて楽しみ、見立て遊びをしながら想像力を発揮した学生たち。
きっと子どもたちとも想像や夢を膨らませることを楽しんでくれることでしょう。