3つのポリシー

山口芸術短期大学 3つのポリシー

山口芸術短期大学は、1968年4月に明治維新100年を記念して、全国でも数少ない芸術系短期大学として開学しました。郷土の先覚者・吉田松陰先生が説く「至誠」の心を軸に、芸術を通して豊かな教養と感性を身に付け、地域社会の発展に寄与する人材育成を目標としています。

Ⅰ.ディプロマ・ポリシー

本学では、以下に示すような学士力を身に付け、所定の在学期間を満たし、基準となる単位を修得したものに対して、卒業を認定し、短期大学士の学位を授与します。

1.目標とする学修成果(学士力)

(1) 専門的知識・技能の理解と活用:専攻する各学問分野における基本的な知識・技能を修得し、体系的に理解するとともに、社会の現場で、状況に応じて活用できる能力。

(2) 汎用的能力:卒業後の職業生活や社会生活における知的活動に必要な能力。
以下のような能力のうち、必要な能力を各専攻分野(学科等)で選択し指定する。

  •  ① コミュニケーション・スキル:文章・言葉・音楽・造形及び表現を通して意思疎通を図る能力。
  •  ② 数量的スキル:自然や社会現象について、定量的に分析し、理解し、表現することができる能力。
  •  ③ 情報活用能力:ICTを用い、多様な情報を収集・分析し、理解し、表現することができる能力。
  •  ④ 論理的思考力:情報や知識を複眼的、論理的に分析し、表現できる能力。
  •  ⑤ 問題解決力:問題を発見し、解決に必要な情報を収集・分析・整理し、その問題を確実に解決できる能力。

(3) 態度・志向性:一生を通して人間社会で生きていくための基本的な能力。

  •  ① 自己管理力:自らを律して行動できる能力。
  •  ② チームワーク、リーダーシップ:他者と協調・協働して行動でき、また他者に方向性を示し、目標の実現のために動員できる能力。
  •  ③ 倫理観:自己の良心と社会の規範やルールに従って行動できる能力。
  •  ④ 市民としての社会的責任:社会の一員としての意識を持ち、義務と権利を適正に行使しつつ社会の発展のために積極的に関与する能力。
  •  ⑤ 生涯学習力:卒業後も自律・自立して学習し続ける能力。

(4) 統合的な学習経験と創造的思考力:これまでに獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、自らが立てた新たな課題にそれらを適用し、その課題を解決する能力。

Ⅱ.カリキュラム・ポリシー

本学のディプロマ・ポリシーを踏まえて、教育課程編成、当該教育課程における学修方法・学修過程、学修成果の評価の在りかたを示します。

1.教育課程編成とその内容

平成29年度の教育課程編成では、「教養教育科目」と「専門教育科目」の二つの科目群を設定しています。平成30年度以降は、各専攻分野(学科等)の必要性に応じ「初年次教育科目」と「キャリア教育科目」の導入・充実を図ると共に、能動的学修の充実等、大学教育の質的転換に向けた取組みを推進します。

(1)「教養教育科目」では,現代社会を生きる上で必要な基礎的な教養(自然科学、人文科学、情報等)を身に付けると共に、豊かな人間性と、格調高い人格を形成するために、芸術・文化等の多様な科目群を設置し、表現力やコミュニケーション能力の基礎力を培います。この科目の中で、ディプロマ・ポリシーに示す学士力の汎用的能力のうち、「①」、「③」の能力が養成されます。

(2)「専門教育科目」では、専門的な基礎知識の修得と共に、実習等重視のカリキュラムで、社会の現場で活かせる高い実践力を培います。この科目の中で、ディプロマ・ポリシーに示す学士力の汎用的能力のうち、「②」、「④」、及び「⑤」の能力が養成されます。

(3)「初年次教育」では、多様な入学者の受け入れを前提として、平成30年度以降の充実を図り、各入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できるようにします。この際、多様な入学者に対応するモデル・コースカリキュラム等を準備し、主体的な学びを支援します。

(4)「キャリア教育科目」では、卒業後の進学・就職を見据えて、各学生が入学後の早い段階で将来の目標を設定し、その目標に向かって努力する過程を自ら企画・立案できる能力を培います。
特に、ポートフォリオ(学修履歴)を記録・活用し、進学・就職時におけるプレゼン用資料の作成等を促し、戦略的なキャリア形成を可能とします。この科目の中で、ディプロマ・ポリシーに示す学士力の態度・志向性の能力が養成されます。

2.学修方法

(1) 地域社会の課題を自分のものとして捉え、調査・分析・発信するための学外体験型学修プログラム(学外実習、インターンシップ等)を履修することを求め、学位プログラムごとに詳細を定めます。

(2) アクティブラーニングを取り入れた教育方法の採用を推進します。実習・演習科目はもちろん、講義中心の科目の中でも20%程度の時間を確保します。

(3) 専門科目においては、レポート課題等を課す時期や量、科目間の整合性・連携性を図り、FD研修や授業相互参観等によりフィードバックに努めます。

3.学修成果の評価

ディプロマ・ポリシーに掲げた能力・資質等の修得状況の評価は、以下の指針による。

(1) 学生の個人レベルの評価:学科ごとに定める学位プログラムの卒業要件を満たし、①各科目のシラバスに定める成績評価、②GPA、③卒業研究の評価等により、総合的に行います。

(2) 大学レベルの評価:YCA学修ベンチマークルーブリック(評価基準表)を平成29年度中に開発し、ディプロマ・ポリシーに掲げた汎用的能力、態度・志向性、及び統合的な学修経験、専門的知識・技能及び創造的思考力の評価に使用します。(学生の自己評価とチューターによる確認)

Ⅲ.アドミッション・ポリシー

本学のディプロマ・ポリシー及びカリキュラム・ポリシーを踏まえて、本学が求めているものは、以下のとおりです。

1.入学前に身に付けていて欲しい能力(学力の3要素に関して)

(1) 基礎的・基本的な知識・技能の習得:現代社会で必要とされる実用的な文書を読んで理解し、自分の考えをまとめ、他者と話し合うことができる国語力を身に付けている者(話す・聞く・書く及び読む力)。

(2) 課題を解決するための思考力・判断力・表現力:現代社会の諸課題を、自らの生活に即して考え、よりよく生きようとする態度を身に付けている者。

(3) 主体的に学習に取り組む態度:様々な連携協力による教育活動を経験し、主体性を持って、多様な人々と協働して学ぶ態度を身に付けている者。

2.入学後にディプロマ・ポリシーに掲げた学士力を身に付けるため、開講する科目群や課外活動の中で、以下の能力の獲得に意欲のある者。

(1) 21世紀の人類の課題など幅広い知識と視野を獲得し、地域の教育・芸術・文化の発展に寄与しようとする意欲がある者。

(2) 卒業後に職業人として必要な専門基礎力を身に付け、現代社会が求める実践力を発揮しようとする意欲がある者。

(3) キャリア教育科目の学修や課外活動の中で、自己の多様な能力開発の可能性を意識し、生涯に渡り、学び続ける能力を身に付けようとする意欲がある者。

3.入学者選抜方法

上記のアドミッション・ポリシーを具現化するため、入学者選抜においては、調査書、小論文、適性検査、及び面接等の多様な評価手法を多角的に活用します。
各々の評価法の適用等は、各学科のアドミッション・ポリシーに示しており、以下のように多様な受験機会を設けています。(1)公募制推薦入試、(2)一般入試(1~3期)、(3)センター試験併用入試(前・後期)、(4)社会人入試(1期・2期)。(5)AO入試(芸術表現学科のみ)


保育学科のポリシー

保育学科では、郷土の先覚者吉田松陰先生の「至誠」の心を軸に、芸術を基盤とした豊かな教養と感性を身に付け、地域社会に貢献できる人材を育成します。

1.ディプロマ・ポリシー

保育学科では、次に示すような能力を身に付け、且つ、所定の在学期間を満たし、基準となる単位を修得した者に対して、卒業を認定し、「短期大学士」の学位を授与します。

  • 芸術を基盤とした教育に培われた、豊かな教養と感性、表現力や創造性を有している。
  • 保育や介護に関する専門的知識や高度な技術を身に付け、現場での実践に活かすことができる。
  • 保育や介護に携わる者としての高い倫理観や広い見識を有している。
  • 他者と円滑にコミュニケーションを図りながら、協調して物事に取り組むことができる。
  • 主体的に行動し、学び続ける意欲を持って、問題解決を図ることができる。

2.カリキュラム・ポリシー

保育学科では、ディプロマ・ポリシーで明記している目的を達成するために、「短期大学士」の修得を念頭に、「教養教育科目」と「専門教育科目」を設定し、カリキュラムを編成しています。

  • 「教養教育科目」では、現代社会を生きる上で必要な基礎的な教養を身に付けるとともに、豊かな人間性と、格調高い人格を形成するために、芸術・文化等の多様な科目を設置し、表現力やコミュニケーション能力の基礎力を培います。
  • 「専門教育科目」では、実習重視のカリキュラムにより、現場で活かせる高い実践力の学修成果を目指し ます。

3.アドミッション・ポリシー

保育学科では、系統立てた実習や芸術系の授業を中心としたカリキュラムにより、専門知識や技術だけでなく、感性や人間性を磨くとともに、コミュニケーション能力や表現力を身に付け、保育や介護の現場から、真に必要とされる保育者及び介護福祉士を養成することを目標としています。

保育学科が求める人材は、次のとおりです。

  • 基礎的な学力やコミュニケーション能力、文章力や表現力のある人。
  • 保育や介護の仕事の重要性や責任の重さを理解し、主体的に人と深く関わることのできる人。
  • 保育や介護を必要としている人に愛情を持ち、高い保育力や介護力(専門知識や技術)を身に付ける意欲のある人
  • 保育者や介護福祉士として必要な資質(主体性・協調性・明朗性)を兼ね備えた人。
  • 鍵盤演奏能力を有した人。または、身に付ける意欲のある人。(幼児教育コースのみ)
  • 基本的な生活習慣が身についている人。


芸術表現学科のポリシー

芸術表現学科では、郷土の先覚者吉田松陰先生の「至誠」の心を軸に、芸術を基盤とした豊かな教養と感性を身に付け、地域社会に貢献できる人材を育成します。

1.ディプロマ・ポリシー

芸術表現学科では、次に示すような能力を身に付け、且つ、所定の在学期間を満たし、基準となる単位を修得した者に対して、卒業を認定し、「短期大学士」の学位を授与します。

  • 社会人として相応しい教養やコミュニケーション力、基本的な生活習慣などが身に付いている。
  • 専門分野の知識と技術が身に付き、芸術表現の分野やビジネスの分野で主体的に行動できる。
  • 適切な職業観や勤労観を備え、社会の一員として地域社会の発展に寄与できる。

2.カリキュラム・ポリシー

芸術表現学科では、ディプロマ・ポリシーで明記している目的を達成するために、「短期大学士」の修得を念頭に、「教養教育科目」と「専門教育科目」を設定し、カリキュラムを編成しています。

  • 「教養教育科目」では、社会人として求められる教養やマナー、コミュニケーション能力など実践的な知識や技術を身に付けるとともに、自らのキャリアを主体的に開拓できる力を培います。
  • 「専門教育科目」では、多様な創作活動やビジネスの実務を通して豊かな教養や感性、実務能力を育て、優れた芸術表現力や実践力の学修成果を目指します。

3.アドミッション・ポリシー

芸術表現学科では、音楽・デザインアート分野の多彩な表現方法と、社会人・職業人としての必要な力に重点を置いた学びを両立し、豊かな感性と独自性あふれる創造力を社会に活かせる人材育成を目標にしています。

本学科が求める人材は、次のとおりです。

  • デザイン、音楽、情報・ビジネスの専門的な知識や技術を学ぶ意欲のある人。
  • 社会人・職業人として必要な教養や実践力を身につけたい人。
  • 地域社会の発展に主体的に取り組む意欲のある人。
  • 基本的な生活習慣が身についている人。