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2010年04月23日

新着図書が入りました

入学して2週間が過ぎ、1年生も大学生活に馴染んできた頃でしょうか。
それともまだまだ戸惑うことばかりかもしれませんね。
頼りになる先輩たちにしっかり教えてもらってください。

さて、図書館の新刊のご案内をします。
新しい本はまずカウンター横、コピー機の隣の書架に並びます。
だんだんその棚が埋まってくるのが司書としても楽しみなのですが、そこから抜けていくのもまた楽しみなのです。

『いくつもの壁にぶつかりながら』村田早耶香著
大学生って何をすればいいの、何ができるの? 
そんな思いは誰にでもあるはず。大学生の著者が出会い考え行動したこと、タイトルどおり壁にぶつかっても諦めなかった彼女の姿は一つの目標になりそうです。
ぜひ大学生の間に呼んでほしい1冊です。

『CD絵本 まんが日本昔ばなし』
果たしてこのアニメをタイムリーに見たことがある学生さんがいるのでしょうか。
ある年代の人にとってはとっても懐かしい『まんが日本昔ばなし』を絵本にしてしまいました。当時の語りのままの文体で、しかもそのCD付!たった二人の語り部が幾人もの登場人物を語り分ける名人芸は読み聞かせにも役だつはずです。一読一聴の価値ある絵本です。

『1Q84』村上春樹著
4月に3巻が出たばかりのこの作品が3冊そろって入りました。
大学読書人大賞にもノミネートされ、同じ大学生からの評価も高いようです。SFでミステリーで恋愛小説。ゴールデンウィークの丸1日使って3冊読破するのも大学生らしくて良いのでは。
ちなみに大学読書人大賞は、大学の文芸サークルの推薦によって選ばれる賞です。他に『あるキング』『植物図鑑』『ボトルネック』『夜は短し歩けよ乙女』などが候補に挙がっています。

その他にも、保育実習お役立ちの図書、童謡の謎、介護業界の実態を描いて注目されている漫画『ヘルプマン』などなど。
一度手にとってみられてはいかがでしょうか。

投稿者 geitanadmin : 11:23