Q&A

保育学科に関するよくあるご質問

受験生のみなさんからよく寄せられる質問をまとめてみました。

幼稚園と保育所は何が違うのですか?
幼稚園は、満3歳から小学校に入る前の子どもを対象として保育(教育と養護)を行うところです。幼稚園で働くには、幼稚園教諭の免許が必要です。保育所は、0歳から小学校に入る前の子どもが対象です。保育所で働くには、保育士資格が必要となります。

なお、保育士の資格を持っていると、乳児院、児童養護施設、知的障害児施設といった施設で働くこともできます。
幼稚園の免許と保育士の資格を両方取得することのメリットは?
幼稚園(3〜5歳児対象)への就職には幼稚園教諭免許、保育園(0〜5歳児対象)への就職には保育士資格があれば大丈夫です。しかし、国が推進している認定子ども園に就職するには、両方が必要です。また、2歳児対象の子育て支援を実施する幼稚園が増えており、保育士資格も採用の条件にする園が増えています。
新聞に『増える保育所、保育士足りず』という記事が載っていましたが、就職先はたくさんあるのですか?
大都市部を中心に、保育士の不足が問題になっています。山口県においても、地域によって大きな差がありますが、同様な問題を抱えています。しかし、一方で保育者に求められる保育の知識や技術などの保育力量は年々高くなっており、単に免許や資格を持っているだけでは、保育者にはなれません。逆に言えば、2年間しっかりと学んで高い保育力量を身につければ、保育者になることができるということです。
保育の仕事にはどんな人が向いていますか?
保育は子どもと直接かかわる仕事です。だからこそ、子どものまっさらな感性を受け止め、子どもと一緒になって遊びを楽しめる人が向いているでしょう。本コースには、かつてお世話になった保育者を目標に頑張っている学生も多いですよ。
今までピアノを習ったことがないのですが、授業についていけるでしょうか?
心配はいりません。もちろん、ピアノを弾けるようになるには時間が必要ですから、入学前に経験があるに越したことはありません。しかし、本学では各自の力に合ったカリキュラムを用意し、丁寧な個別指導をしていますので安心してください。2年後には子どもたちの歌に伴奏をつけてあげられるようになります。
実習はいつから始まりますか?
1年次5月に亀山幼稚園で行われる1日見学実習が最初の実習です。本学では、入学後の早い時期から子どもたちとかかわることができ、その後、保育所、施設とさまざまな現場を体験することができます。現場重視の本学だからこその充実した実習カリキュラムが自慢です。