学長挨拶

芸術や文化は、未来に立ち向かう人間の夢と勇気と創造力の源です


 山口芸術短期大学は、来年度開学50周年を迎えます。全国でも数少ない芸術系短期大学である本学は、昭和43年4月、初代理事長二木謙吾が明治維新100年を記念して建学されました。郷土の先覚者・吉田松陰が説く「至誠」を建学の教育理念とし、新しい時代が求める芸術文化の創造と継承を目指して歩んできました。

 今日、保育学科は、山口県における幼児教育や介護福祉教育において、人材育成の中心的役割を果たしています。また、芸術表現学科は、来年度より、音楽とデザインを融合し、メディアコンテンツを創る教育を軸とした学びへと転換します。時代の変遷とともに、短期大学に求められる社会の要請は変化していますが、芸術や文化は人間の心を豊かにすると共に、無限の未来に立ち向かう夢と勇気と想像力の源となるものです。本学はこれからも、建学の理念のもと、学生と教職員とのコミュニケーションづくりと学生支援の充実をモットーに、芸術文化を愛し、人間性豊かな格調高い人格形成を目的とした教育を追求していきます。

 学生時代は、一度しかない人生の中で、自由度のもっとも大きなひと時です。自分の可能性に賭け、一期一会の心構えで、貴重な2年間を懸命に駆け抜けるとともに、たまには立ち止まり、自分の能力や適性を見出す時間を確保して下さい。それはきっと卒業後の歩みに大きな力を与えてくれます。大学での一つひとつの出会いを大切にし、一生の財産となる良き友、良き師を見つけてください。

 加屋野前学長の志を引き継ぎ、本学の教職員・学生の皆様と共に、大学の新たな時代を切り拓いて行く所存です。

三池 秀敏 (2017年12月20日)

山口芸術短期大学 学長

三池 秀敏 Miike, Hidetoshi

プロフィール
1948(昭23)年生まれ。
九州大学工学部卒業後、九州大学大学院工学研究科電子工学専攻博士課程修了
工学博士(専門分野:物性物理、非線形科学、視覚工学)
山口大学理事・副学長を退職後、2016年に山口学芸大学に着任。
副学長を経て、2017年12月より山口学芸大学、山口芸術短期大学学長。

●西ドイツ・マックスプランク研究所博士研究員(1987.4-1988.3)
●日本時間学会理事
●情報処理学会会員
●日本物理学会会員
●形の科学会会員

≪著書≫
・非平衡系の科学Ⅲ:反応・拡散系のダイナミックス(講談社サイエンティフィック1997)、三池秀敏、山口智彦、森義仁共著
・パソコンによる動画像処理(森北出版1993)、三池秀敏、古賀和利編著
・身近な流体力学(丸善2000)、三池秀敏他共著